状況
「繰り返しを終了」(Break)アクティビティを使用すると、引数に「BreakTriggerScopeInArgument」が作成されてしまう。
Xamlそのものの引数パネルには存在しないが、該当のXamlの呼出元にだけ表示されるというという不思議な状況。
Breakアクティビティを使用するXaml:引数は使っていない。
呼出元のXaml:「引数をインポート」で開くと、「BreakTriggerScopeInArgument」がある!?
実行は可能なので、支障はないのだろうが、なんか気になるよね。。。
UiPath Forumで同様の現象が見つかった。ただ、解決策までは書いてなかった。
↓
Why breaktriggerscopeinargument argument is created automatically?
環境
Windows10
UiPath Studio 2023.6.1-beta.13324 Community License
UiPath.System.Activities: 23.6.0-preview
UiPath.UIAutomation.Activities:23.6.1-preview
対応
※根拠となる情報は見つけられていないので、自己責任でお願いします。
Xamlをテキストエディタ(メモ帳とか)で開いてみると、「BreakTriggerScopeInArgument」に該当する行があった。
以下の行を削除してみました。
<x:Property Name="BreakTriggerScopeInArgument" Type="InArgument(x:String)" />
これで呼出元には余計な引数が表示されなくなった!
補足
- UiPathを2023.6.0か、6.1 にバージョンアップしてからの現象と思われる。
- 「Break」アクティビティを削除しても、引数が勝手に消えることはない。
- 新たにBreakアクティビティを追加すると、引数も作成されてしまうので、つど削除作業が必要となる。